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下水道整備の進捗や水質浄化施設の高度化により、河川水質は改善傾向にありますが、外部との水の交換が行われにくい閉鎖性水域の水質はなかなか改善できていないのが実態です。 全国のダム湖を含む湖沼をみてみると、植物プランクトンの異常増殖による富栄養化現象や淡水赤湖が発生している湖沼は少なくありません。これらの水質障害の抜本対策は下水道整備や生活排水対策等の流域対策ですが、汚濁源が点在化している場合もあり、多大な費用と長い年月を要することになります。 また、わが国は地形、地質、気象条件からみて、濁水長期化現象が生じやすいといった特徴を有しています。そのため、いくつかのダム湖では濁水長期化現象にある生物への影響や景観上の点から早急の対策が求められています。
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詳細はこちらから 水環境の現状と課題 (PDF file:972KB) |
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