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地下水・土壌浄化コンサルタント業務
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土壌浄化
スーパーウェルポイント NBHでは土壌浄化におけるコンサルティングを行っています。特にバキュームディープウェルポイント工法を改良したスーパウェルポイント(SWP)工法による土壌浄化を推奨しています。 SWP工法には以下の特徴があります。
1.近年開発された地下水位低下工法であり、従来工法に比べ地下水揚水の効率が高い。
2.井戸管は地下空気の入り込みを防ぐ構造となっており、井戸管内を真空ポンプで吸引して地下水(飽和水)に負圧を与え、井戸管に流入する地下水を水中ポンプで揚水する仕組みである。
3.地下水面の低下が大きく井戸近傍では直線上を示す。従来の工法では対数曲線を示す。 4.鋼矢板で取り囲む場合、周辺の地下水面の低下が小さい。
主な事例として
・信濃川の横断地下道路(国土交通省)
・仙台空港アクセス鉄道(国土交通省、鹿島建設、大成建設)
・成田空港アクセス鉄道(成田高速鉄道アクセス株式会社、大成建設)
・八郎潟水門撤去工事(農林水産省、奥村組) などがあります。
PDF概要版はこちらから 土木学会誌レポート(PDF file:1.27MB)
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SWP工法の構造 |
主要装置
・真空ポンプ
・水中ポンプ
主要構造部材
・井戸管
・スクリーン(分離型)
・揚水管
井戸管の特徴
・閉じた円筒
・2ヶ所に孔
(空気吸引孔、吸水孔)
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SWP工法の考えられる展開 弊社では、SWP工法により以下を対象とする諸問題に取り組んでいきたいと考えています。
@ 地下水低下工法
A 土壌・地下水汚染の浄化工法
地下水揚水に地下空気を回収する機能を加え、汚染土壌や汚染地下水の浄化工法として実績を上げつつあります。特にVOCsや油の汚染には力を発揮し、短期間の完全浄化も可能と判断しています。経験を重ねながら工法の確立を進めているところです。
業界ではようやく認められてきており国際航業、奥村組、間組などからのオファーがあります。今後、期待される展開分野です。
B 地盤改良工法(圧密促進工法)
地下水面を低下させ、地下空気を吸引することにより不飽和となった地盤から間隙水を回収します。これにより有効応力の増加を図り、その圧密を促進させる工法です。この工法により短期間の地盤改良が可能になります。
現在、大阪で実施している事例(地域地盤環境研究所)のほか、トヨタ(前田建設)で実施した事例では良好な結果が得られました。他に日本工営、台湾などからのオファーが来ています。
C 汚泥等からの脱水工法 本来のSWP工法とはやや異なりますが、真空ポンプを利用した汚泥、ヘドロの脱水工法が可能であると 考えています。安価で有効な工法であり、含水量の高い生ゴミなどの乾燥処理としても有効です。
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